「もてぎとしみつ」と入力しても、一発で変換できなかった。特に「敏充」はなかなか変換候補に挙がってきませんでした。それくらい知名度は低いのかもしれません。

でも今回の自民党総裁選に出馬した、6人とも10人とも言われる候補の中で、僕が一番この国を任せたいと確信したのが、この茂木敏充さんです。自民党のナンバー2、現幹事長。キレッキレの頭脳を持ち、総理大臣にふさわしいのは、茂木さんをおいて他にはいません。

そこら辺の二世議員、三世議員とは違い、実力だけでのし上がってきた人です。そのあたりかつての田中角栄さんを彷彿とさせます。角栄さんと大きく違うのは学歴くらいかな。東京大学卒。ハーバード大学大学院卒。商社マンを経てマッキンゼーで戦略を練ってきた、生粋の実力者。

安倍政権時代にトランプ元大統領とやり合って、「タフ・ネゴシエーター」と評されながら、日米条約を締結させた、実力と実績の持ち主です。僕より5歳くらい年上かな。栃木県足利市の小さな村出身で、地盤も看板もカバンもない地味な政治家。

詳しくはご本人のOFFICIALサイトにリンクを張っておきましょう。

輝かしい実績もさることながら、僕を確信させたのは、YouTube大学で知られる中田敦彦さんとの対談動画です。

1時間以上にわたる2本立ての動画を、僕は飽きずにしっかり見ましたが、中田あっちゃんのツッコミにも全く動じず、一点のほころびも見せない完璧な会話でした。皆さんもぜひご覧になることをお勧めします。

自民党の総裁を選ぶと言うことは、皆さんよくご存じの通り、次の総理大臣を選ぶこととほぼ同じですから。僕はこの動画を見るまで、石破茂さんに勝ってほしいな、と思っていました。うっかり進次郎なんかを選んだら日本は終わりますから。

石破さんの動画も見ましたが、茂木さんと比べると、やはりキレッキレの頭脳を持つ茂木さんの方が、はるかに凄い。政策、実力、人柄。どれをとっても安心して日本を任せられる。そう思ったのです。

中身のまったくない進次郎を選ぶほど、自民党支持者はバカじゃない。バカじゃないと信じたいです。進次郎の動画も見ましたが、相変わらず無意味に「改革」の単語を繰り返すばかりで、純一郎元総理の「自民党をぶっ壊す」という小泉劇場の第二幕を見ているようで、すぐに消しました。

父純一郎は「自民党をぶっ壊す」どころか「日本をぶっ壊した」男です。「改革」は進めましたが「改悪」したことで知られています。それでよく二世議員で当選したな、と思います。正直、進次郎でなければ誰でも良いです。

中身の無い進次郎の発言は「進次郎節」と呼ばれて、嘲笑されています。僕の覚えている彼のインタビューは、こんな感じでした。

記者:「長引く日本の不況は、どうしたら改善するでしょうか?」
進次郎:「不況なんてものはですね、景気が良くなればすぐに解決します!」

あたま空っぽですね。それでよく今まで政治家がつとまったと不思議です。まあ自民党にしては、客寄せパンダとして使ったのでしょう。いや、それではパンダに失礼ですね。パンダの方がまだ考えているでしょう。

自民党員の皆さん。特に代議士の皆さん。よく考えて下さい。万が一にも進次郎が総裁になったら、推薦したあなた自身も解散総選挙で落選します。国民はそれほど愚かではありません。横須賀市民にとっては河野太郎と辛い二択を迫られる訳ですが、まだ太郎の方が当選するでしょう。

まずは上記の動画を見てください。そうすれば頭脳派の茂木敏充さんに、党の舵取りを、そして日本の舵取りを委ねたくなるはずです。茂木さんなら日本の経済発展も、国際安全保障も、安心して任せられると僕は思っています。

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