アメリカの銀行は大丈夫なのか?

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65年の仕事を通じて、日本との金融システムや文化の違いに驚いた話と、その後の経験を述べている。イタリアやアメリカでの出来事、アル・ゴアとのやり取り、銀行の対応の違いや、25年後に古い小切手を換金する難しさを語る。

65年も仕事をしていると、様々なお国柄、金融システムの違い、などにいちいちビックリしてました。商社などで最先端をになう方々は、きっと知識も豊富なのでしょう。僕なんかは20代の最期にイタリアワールドカップFBをBSでやるので、日本と25時間まるまる「イタリアの魅力を伝える」というバブリーで楽しい駐在でした。

コーディネターの仲宗根雅則さんからは、「ローマの銀行員は両替の時などお金をちょろまかすから気をつけた方が良いよ」えー!日本の銀行と言えば信頼の鏡ではありませんか。「銀行の仕事は退屈なので賢い人はやりたがらない。能のない人が就く職業なんだよ」うーむ。日本では考えてもみなかったな’。

あとローマの役人は全く仕事をしない、普通に申請書を提出しても、それは担当者の机にうずたかく積み上げられているだけ。半年前の書類や1年前の書類が埃をかぶっていることも珍しくない。

ではどうすればいいか。それはとにかく仲良くなること、ですって。ハー?あとはコネや人脈を使って何度も催促しなければだめなのだとか。まさに所変われば常識が通用しない。

30代でいったアメリカは実にスマートだった。こと金融システムに関しては非の打ち所がない、むろん僕が滞在したのはNYCに少しと、あとはバージニア州にいたのがで、他の州では全く違うでしょうね。僕のミッション日本の政府があずかり知らぬ極秘任務だった。内容はもちろん言えない。

間違いがなくビル・クリントンの政権で時代で、僕は副大統領のアル・ゴアから直筆の署名が入った、チェックブックを切ってもらったのです。機密任務とはいえ、米国にはきちんと税金を納めましたから、アメリカで使う分には全く問題ありませんでした、ただ日本に持ち帰るとなると何かとうるさいので、娘の留学費に充てるのがよかろうと思いました。

それから25年休眠口座だったので確認がたいへんでした。先日大阪の元パートナー宛に小切手切って、換金して貰おうとしましたが、外貨を扱うSMBC信託銀行に見せたところ、マネーロンダリングではないかと酷く怪しまれて受け付けてもらえなかったのです。さぞかし不愉快だったことでしょう。

僕が直接本店お問い合わせセンターに電話して、チャットで話したところ、このアカウントは2006年にカスタマーの指示によりクローズド。ショックでしたがめげませんでした。3冊持っているチェックブックのうち、ディズニーデザインじゃない方のブルーの小切手だけ番号が違ったので、それで調べ直してもらいました。

$米ドル以外の外貨ですが、全部¥JPYにして送金してもらいました。為替相場は今ひとつですが、名義人が同一、とうことで小切手とパスポートのコピーを送った翌日入金されていました。

やっぱりアメリカ、スイス、英国などの金融機関はきっちりしていますね。残高も僕が想定していた、15千$ではなく、1百千$くらいに登っていました。

もちろん全額を新しいビジネスに回すつもりです。まずは根っからのMacユーザである僕が、M1、M2チップのMac上で走るWindows11を購入しました。80ドルほどで手に入りました。

さっそく法務局、デジタル庁などのサイトからアプリをダウンロードしました。これら政府の要件は、Microsoft社のWindows10かWindows11に限り適合する、と言うものです。スマホ市場ではApple社のiPhoneがAndroidより人気がありますが、パソコンになるとMacユーザー2割、Windowsユーザー8割と言うところでしょうか。

政府がe-Gavに邁進するのはいいのですが、一社のOSのみ対応、Macユーザーは見捨てる、というのは独占禁止の観点からけしからんとおもいます。

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