「デザインあ」痛恨、イジメ加害者の小山田圭吾

僕自身はコーネリアスの音楽性にこれっぽっちも魅力を感じていないし、Eテレの制作陣を離れて久しいから「デザインあ」にも全く関わっていない立場です。しかし2020東京オリンピックの開会式を数日後に控え、クリエイターから辞退を余儀なくされた、小山田圭吾氏の関わるNHKのEテレ番組「デザインあ」が、20日朝急遽「ピタゴラスイッチ」に置き換えられていたのは、黙って見過ごすわけにはいきません。

もちろん、この小山田という人物が、単なる過去のいじめっ子だった、というレベルの話ではありません。「ロッキンオン・ジャパン」(1994年1月号。編集長は山崎洋一郎)で楽しげに、自慢げに彼が披露した障害を持つ同級生への虐待は、イジメなどという教育上の問題ではありません。彼が行った暴力行為や虐待は、れっきとした犯罪であり、非人道的な行為です。

この話をするとすぐに、音楽性や芸術性と道徳観とは別物だ、と主張する連中がいます。そういう連中は、例えばモーツァルトは奇行を繰り返していたとか、ゴッホは変人だった、と言い出します。しかし奇行と犯罪は違います。日本の大手新聞は、小山田圭吾氏の学校時代のイジメと抽象的に表現し、海外のメディアみたいに詳細は述べません。これが不思議な所です。

ディティールを伝えなければ、コトの重大さを理解してもらうことはできないでしょう。具体的にどんな虐待だったのか、雑誌『クイック・ジャパン』vol. 3号(1995年8月・51-72頁)の書き起こしで有名なブログがあるので、それをまず読んでから、この問題について語ってもらいたいと思います。どのマスメディアより正確に伝えています。

読んで頂けましたでしょうか?読んでもらえたなら、今回の僕のブログは80パーセント完結しています。より詳細に原文を読みたい人には、正確な書き起こしのサイトがあるので、そちらをご紹介しましょう。

僕が今みなさんに最も伝えたいことは、今回の小山田圭吾の猟奇的犯罪は、オリンピックによってあぶり出されたように見えますが、ネット上では既に長年にわたって問題視されてきた定番の事実だということです。定番の事実であるにも関わらず、日本の大手マスコミはこの犯罪を取り上げることはなく、オリンピック委員会はこの犯罪人を起用し、NHKも看過してきたということが非常にマズいことなのです。

日本のマスコミがおもむろに動き出したのは、オリンピックがらみのスキャンダルだったからであり、JOCが動いたのは海外のマスコミ(特に大スポンサーであるNBC様)が騒いだからです。順序が逆だと思いませんか?

なぜ外圧でなければ動かないのでしょう。自国の中に癌はあり、しかも書籍で堂々と語られ、有名ブログにもなり、ネット上では大いに騒がれているのに、どうして日本人の手で告発することができなかったのでしょう。海外のマスコミが騒がなければ、闇から闇へ葬られる、そんな事例は山ほど見受けられます。

テレビ、紙の新聞。そういった大手のオールドメディアが、このままでは機能不全に陥る。僕はそれを危惧して止みません。

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