平成も終わろうとしている今、新しい時代に向けて、僕は全く新しいメディア「ピアッツァの声」を長年の友人と一緒に立ち上げることに夢中でした。

ピアッツァの声

長年の友人とは、イタリア在住のTVディレクターである仲宗根雅則という男です。彼とは30年前に僕がローマに駐在していた頃に知り合って以来の、親しい関係です。彼はミラノで、僕は東京で、それぞれ言論活動を続けてきました。お互いにそれなりの年齢になった今、新たな情報発信の場を始めようではないか、と彼が帰国するたびに企むようになりました。そして昨年、静かに発進したのが「ピアッツァの声」というわけです。

その新しいブログには、今のところ仲宗根雅則の書いた記事があるだけで、まだ僕は一本も記事を発表していません。仲宗根雅則の記事だけでも、ものすごく面白いので、ぜひとも今すぐ飛んでいってご一読下さい。

では杉江、なぜお前は「ピアッツァの声」にまだ記事を書かないのか、と指摘されるかもしれません。それはひとえに僕の怠慢である、とお答えするしかないでしょう。もう一つ理由があるとすれば、この「YSUGIE.COM」の記事とどう書き分けていくか、僕の中で整理がついていなかったということがあります。

今読んで頂いているこのブログ「YSUGIE.COM」は、もともと僕自身のミクシイ日記に始まり、2004年9月から15年周年になります。今でこそ時々の社会問題をネタに取り上げ、解説や論考を加えるオピニオンサイトとしてのスタイルになりましたが、始まりは僕自身の個人的な日々の生活や随想を、ただ綴っただけのものでした。

今や複数の執筆陣によって社会的にも意義のある記事が提供され、それなりに読者数も増えた今、今さら昔のような個人的な日記に戻すことは考えられません。「YSUGIE.COM」は僕のアイデンティティーでもあります。これからも、小さいながらも情報発信力のあるメディアとして、記事を配信していかなければ、と気持ちを引き締めて取り組んでまいります。

その上で「ピアッツァの声」には、国際的視野に立った斬新な切り口で、ユニークな記事を書き綴っていければ、と思っています。それは広場(ピアッツァ)で叫ぶような、広く世に問いかける行為であると、僕なりに位置づけています。一人でやっていたときにはできなかったことが、チームでやればできるようになるのではないか。そんな期待があります。

今後、オピニオンサイトとしての機能は、「ピアッツァの声」に移行していきます。新しい執筆者の参加も「ピアッツァの声」で受け付けています。そして「YSUGIE.COM」は、よりパーソナルな杉江義浩のパブリシティーとしての色合いが強くなると思われます。世を騒がせるマスメディアの話題については、これまで通り産経さんのご依頼により、「iRONNA」に執筆していきます。

この三種類のメディアを使い分けていくことが、今年からの僕の課題になると、自覚しているところであります。とはいえ実際には多忙を極めており、どこまで記事の更新が可能かは、正直言って未知数です。「ピアッツァの声」の今後についても、本サイト同様に長い目で見守って頂きますようお願い申し上げます。

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