iPhone 5s の使い始めに不可欠な10の設定とは?
9月20日に予約してから約2週間後の10月3日に僕は無事にidocomoのPhone 5s のシルバー64GBを入手しました。16年来のdocomoユーザーである僕ですが、やはり長年のMacユーザーであることもあって、SoftBankにこっそり浮気して(こっそりでもないか)iPhone4sも使い、docomoのガラケーと二台持ちという生活がしばらく続いていたのですが、今一台持ちになり、ようやく本妻のもとに帰った、という気分なのであります。このことは前回のブログに詳しく書きました。
で、話題の新しいiPhoneは実際に使ってみてどうなのか?はっきりいいましょう。買ってきたままのiPhone 5sはどうしようもございません。そこで僕が3日かけて箱から出したばかりのiPhone 5s を、ヴァージンから一人前のスマホになるまで成長していただいた設定ポイントを10選んで、ここに書き記しておきましょう、
(1)iPhone5sの指紋認証は最高!
今までも指紋認証のデバイスはいろいろありましたが、これは次元が違う。カメラで皮膚の奥の指紋まで撮影して瞬時に解析。極めて精度が高く各航空会社のチケットとして採用されるくらいセキュリティーが高い。しかもホームボタンを押す瞬間に読み取ってくれるナチュラルさ。初めて本当の意味での実用的な指紋認証を搭載したモバイルデバイスが世に誕生したという気がしています。
まず最初の設定は指紋の登録です。5つまで登録できるので、自分の左右の親指と人差指、そしてどちらかの中指を登録しておきましょう。(僕が実際に使うのは右手の親指ばっかりですが、怪我した時など念のため他の指もね)
これでパスコード入力から開放されます。隣の人から丸見えの4桁数字の簡易パスコードなど何の意味もありませんのでやめて、めんどうでも長いパスコードを設定しましょう。
(2)バッテリーが長持ちするように設定する
はっきり言って64ビットのアーキテクチャーを持つCPUなんてパソコン並みです。デフォルト設定だとバッテリーにすごく負担がかかっています。むろんあっという間に電池がなくなります。二番目の設定は以下の設定をしてバッテリーが長持ちするように設定しし、いざというときに電話として使えるようにしておくことです。
一台持ちとして使う以上、これは極めて重要なことだと思います。
(3)デフォルトでLTEはOFFに設定しておく
ゲームを頻繁にやったりする人は別ですが、それ以外の人は必要なとき以外はLTEをONにしておく意味はありません。LTEをONにしておくとマシンがずっと3G回線とLTE回線の両方の回線を探し続けるので、バッテリーを二倍消耗するだけ。電話の待受けなら3Gで十分なのです。
(4)Siriは使わない設定にする
使う設定になっていると(デフォルト)キーボードにマイクのボタンが出ますが、うっかり触ってしまって音声認識になり、うっとおしいです。消しましょう。音声認識は日本語に対応と書いてありますが、実際はまだまだ英語ベースでした。そもそも日本人の美意識として、デバイスに向かって話しかけている姿などみっともないと思うのは僕だけでしょうか?
(5)キーボードの設定は、自分の使う入力方式だけに限定する
Siriの話がでたついでに言いますが、デフォルトではいろんな入力方式に切り替わるようになっています。自分の使わない入力キーボードが出たらイラっとします。絵文字も使わない僕の場合は、日本語入力と英語入力の二つだけにしたので、切り替えが一瞬になりスッキリしました。
(6)WiFiやBluetoothは、使う時だけONにする
新しいiOS7ではワンフリックですぐに切り替えられるので、Wifiが入らないところで常時ONにしておく意味はもうありません。常時ONにしていても無いWiFIを探し続けてバッテリーの消耗を早めるだけです。基本OFFにしておいて、必要な時だけ下からのフリックでコントロールパネルを出してONにする。今までのiOSのように設定アプリを開く必要はありません。
(7)アプリの更新はオートマチックにせず、手動に設定しましょう
なにも道を歩きながらアプリを自動バージョンアップする必要などないと思いませんか?そんなにアプリのバージョンアップを急いでいるのですか?バージョンアップが必要なら知らせてくれるので、家に帰ってからWiFi状態で落ち着いてバージョンアップすればパケ代もかからず、早くて安全。このお節介なデフォルト設定もパケット代を食うだけなのでOFFにしておきましょう。
(8)地図はすぐにGoogle Mapsアプリをダウンロードしてそちらを使いましょう
悪評名高いApple標準のマップは相変わらず進化しておらず、使い物になりゃしません。これはiOSがバージョン6になった時点で、Apple社の副社長ががクビになったほどの大失態として有名ですよね。経営陣がGoogle社に対抗するために打ち出したものですが、Google Mapsレベルの地図アプリなど一朝一夕に作れるわけがありません。
(9)オートスリープは一番短い1分に設定しましょう
革命的な指紋認証のおかげで、ウェイクアップさせるのも親指でワンタッチ。ホームボタンを押すだけで再開できるようになりました。もうめんどうなパスコードの入力は要りませんから画面が暗くなってもへっちゃらです。どんどん眠らせてあげてあげましょう。いつでもワンタッチで目覚めてくれますから、スリープ状態に入っていることが気が付かないほどの使用感です。
(10)ケースは不要
最後に1つだけ。シルバーやゴールドの金属で覆われた筐体は、これまでにも増して強固です。これは好みの問題かもしれませんが、iPhone 5s のデザインの魅力は背面にあります。落としたら心配だからカバーを付ける、なんて人には最初から5sは買うな!中身が5と変わらない、こどもだましの5cでも買って、カラフル気分を味わっておけ、と言いたいです。タッチパネル保護シールは細かい擦り傷からガラス面を守るために貼っておきましょう。
以上、iPhone 5s を使いはじめる上での役立つTIPS10でした。
僕はゲームもやらないし遊びでスマホを使っているわけではないので、ビジネスユースの観点から書いてみました。人によって目的は違うでしょうが、僕の場合はもっぱらお仕事です。
基本的に「電話やろうが?つながりゃええんとちゃう?」という考え方は昔から変わりません。それを大前提とした上で、これからiPhone 5sの先進的な機能を開拓していきたいなあ、と考えつつ、手に馴染み始めた新機種をいじくりはじめているのでありました。
新しいテクノロジーはなんでもかんでも盛り込めばいいってもんじゃないなあ、むしろ引き算のアーキテクチャーが必要な時代にこれからはなっていくのではなだろうか。そんなことを画面のシンプルなiOS7(この一見安っぽいデザインはフラットデザインと呼ばれて、これからの主流になっていくのだそうな)を眺めながら感じております。
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