ジョコビッチ神話のプッツン 反ワクチン主義者のノバク・ジョコビッチ選手が先日、オーストラリアオープンから締め出されて以来初めて、英BBCテレビの単独インタビューに応じました。 彼はそこで今後もワクチンを打つつもりはないと示唆し、そのために全仏オープ
イタリアの紅白歌合戦「サンレモ音楽祭」の陳腐な凄さ 筆者が勝手にイタリアの紅白歌合戦と呼んでいるサンレモ音楽祭が昨日(2月6日)閉幕しました。サンレモ音楽祭はほぼ毎年2月に開催されます。 紅白歌合戦とサンレモ音楽祭には多くの共通点があります。両者ともに公共放送が力を入れる
‘’建物語り“”という“ヒト物語り”~ムッソリーニ&ミラノ中央駅~ イタリアにある膨大な数の歴史的建築物の中で、最も新しいものの一つがミラノの中央駅舎です。 1931年にオープンしたミラノ中央駅は、イタリアの国鉄駅の中ではずば抜けて威厳のある外観を持つ建物。 世界で一番美しい駅舎と呼ぶ建
日伊さかな料理談義 「世界には3大料理がある。フランス料理、中華料理、そしてイタリア料理である。その3大料理の中で一番おいしいのは日本料理だ」これは筆者がイタリアの友人たちを相手に良く口にするジョークです。半分は本気でもあるそのジョークのあ
テレビからスポーツ中継がなくなる!? 信じられないことですが、今まで当たり前のようにチャンネルを合わせれば見られていた、スポーツ中継の番組が一斉に姿を消す。そんな日常の変化が今急速に進みつつあり、スポーツ界にとって大きな転換期となっています。 サッカーでは、
「不惑」という困惑 筆者から見ると若いアラフォー世代の友人女性が、不惑という言葉を知って少し困惑したような、困惑しなかったような、不思議な気分になった様子の連絡をくれました。 そうした世代の男女の友人を見ていると、40歳という年齢に強い感慨
ハゲとオッパイ 最近、筆者は急速にハゲてきています。年齢も年齢ですから珍しいことではありませんし、血筋もハゲの系列ですので、さらに大きくハゲることへの覚悟もできています。 それでも、ハゲるのはなんだかイヤだなぁという気分がどうしてもつい
北斎・広重に見る近代的自我あるいはその欠如 先ごろ、イタリア・ミラノで大きな北斎展が開かれました。その催し物は世界最古の大学がある学生の街、ボローニャにも移動して開催されました。 ミラノでは1999年に大規模な北斎展が行われて以来、かなり頻繁に江戸浮世絵版画展が開
憲法改正「福祉」から「秩序」へ? このサイトには「質問コーナー」というページがありまして、読者の皆さまから疑問や質問をメールで送って頂き、杉江義浩が一緒に考える仕組みになっております。 今回はその中から、ハンドルネームこみしゃんこと、五味本友子さんからの
総裁選ネトウヨの高市早苗礼賛が不気味 「日本は核武装すべきだ」と公言してはばからない高市早苗氏は、絶対に選んではいけない危険な極右思想の持ち主です。こんな人が自民党の総裁選に出馬したことさえ、ゾッと寒気がします。ましてや総理総裁になるようなことは、間違っても
口は災いの元、無口は災いそのもの 菅朴念仁首相を生んだ土壌 菅首相の退陣が決まったとたんに、これまで口を噤んでいた猫も杓子も誰もが、まるで石もて追うように批判の大合唱になっていると見えるのは、筆者の思い過ごしでしょうか。 多くの問題を抱えて迷走した菅首相
スケーター・ガールズ 未曾有のコロナ禍で東京オリンピックは中止すべし、との世論を押し切って、異例の開催となったTOKYO2020ですが、スポーツそのものは真夏の空の下で、さわやかに駆け抜けていきました。 「なあに、競技が始まってしまえば、誰も