安部政権の独裁は逆に日本人の心にデモクラシーの火を灯した 革マル派でも中核派でもない(我ながら例えが古いな)、民青や国労・動労でもない。共産党でさえない、ごく普通の若者たちが、SEALDsというグループを作って、国会前で安保関連法案反対のデモ活動をしました。すぐにSEALDs関
『揚げ足取り』が増えてきた残念な安保法案委員会 僕はこのところの国会中継をずっと興味を持って見てきました。そして気になることがあれば、ブログにも書いてきました。しかしこのところ、特に参議院に移ってからの特別委員会については、書くべきネタが無いように思えてならないのです
安倍政権を操る最強の右翼団体『日本会議』の存在が不気味だ 彼らはその辺のチンピラ右翼みたいに制服を着て街宣活動などしません。「日本会議」。この背広を着た右翼はスマートに、いわゆるロビー活動を通して政治を牛耳っています。国会議員全体の中で約4割、現閣僚のなんと8割を「日本会議」の
今さらながら安保法案の全文を読んでみた もう衆院を通過してしまいましたが、頑張って官邸のサイトまで行ってみました。そして、いわゆる安保法案と言われる20個の法律の改正部分と、1個の新規の法律を読んでみました。 なんだか国会の答弁を見ているだけでは、イメージに流
なぜこの歴史的瞬間をNHKは国会中継から外すのか 当然といえば当然だが、与党は集団的自衛権と武力行使を含む安保法制を、自民党、公明党だけで本日強行採決した。数の論理で結果はわかっていたので、反対するものは採決に参加せず、抗議の意思を表現した。明日、衆院本会議で正式に可決
それでも安保法制は可決し、この夏から日本はテロに怯える国家になる 連日にわたって国会前をはじめ全国各地で「戦争法案に反対」のデモが行われ、国会では野党の追及に、安倍首相が幼稚な答弁でのらりくらりと逃げています。首相の答弁が幼稚なのは、とりあえずやり過ごしておけば、7月中旬には法案は衆議
池上彰をハメた「フジテレビ韓国スペシャル」ねつ造の手口 6月5日に放送されたフジテレビの金曜プレミアム「池上彰緊急スペシャル!」。この番組で放映された韓国人の街頭インタビューが、実際の発言とはまったく異なる内容の字幕をつけていたことで、ねつ造疑惑が持ち上がり、番組の信ぴょう性
集団的自衛権は自衛隊員が一番よくわかっている みなさんの中には、自衛隊というと戦争好きな人々が集まっていると誤解している人もいるかもしれません。だけど僕の知る限り、自衛隊員は皆、究極の平和主義者です。自衛隊員は他の誰よりも平和を希求し、戦争の勃発を避ける事を真剣に考
沖縄米軍基地の辺野古移設は止まるわけがない いまさらのようですが沖縄の米軍普天間基地の辺野古への移設問題。僕は前回の日記で「スキューバ・ダイビングが好きな僕は、美しいサンゴ礁が無粋な軍事施設に改造されるのを悲しく思っている」と書きました。それはそれで個人の感傷とし
中国の南シナ海で埋め立て工事、ヤバすぎる 中国との領土問題というと、私たちは尖閣諸島への干渉をまず思い浮かべます。けれども中国のアジア太平洋地域への侵略行為はそれだけではありません。むしろ南シナ海の南沙諸島(英語名、スプラトリー諸島)でのベトナム、マレーシア、フ
「安全が確保」された「武力行使を伴わない」兵站などありえないことが証明された瞬間 僕は共産党があまり好きではないし、できればお近づきになりたくないと言うタイプの人間ですが、今回の国会の安保法制特別委員会での質疑を見る限り、志位委員長の勉強熱心さには頭が下がりました。米海兵隊教本を持ち出し
多数決は民主主義における必要悪にすぎない 僕はそもそも「多数決」なんて、ろくなものじゃないと思っています。民主主義では議論を煮詰めることが、まず第一義的になすべきことであり、本来の姿です。その上でどうしても意見が分かれてどうにもならない部分に対して、最後の切り札