ジャイアンとスネオのはなし

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ちょっと思った。
集団的自衛権のこと

そもそもアメリカって、
あんまり大人しい国じゃないよね。

アメリカが暴挙して
誰かから攻撃を喰らえば、

元々アメリカが虐めてた奴を、
日本もアメリカと一緒になって、
いじめる事に
なるんじゃないの?

そいつに理があっても
いじめる側にいなきゃ
いけないの?
そんな事を
キミは日本に
望んでいるの?

日本人は
スネオではない。

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5 comments to “ジャイアンとスネオのはなし”
  1. 松下君から二度目の寄稿文です。連投とは頑張りますね。どうもありがとう。
    質問形式の投稿だったので、お答えする形でちょっと長めに書きます。

    残念ながら大人の中には日本のことをスネオどころか、自虐をこめて「アメリカのポチ」と揶揄する人もいます。事実、小沢一郎氏はかつて「日本はアメリカの51番目の州にしてもらえばいい」と発言したことがあります。イチロー選手の背番号が最初51だった時、そういう意味もあるのだと根も葉もないウワサがたったことさえありました。

    その背景にはGHQの占領から始まって、戦後の困窮期にアメリカから多額の経済援助を受けて生き延びた現実。そして東西冷戦のあいだ中、日本はアメリカに軍事的に守ってもらいながら商売に専念し、そのおかげで異例の経済発展を遂げることができたという歴史があります。

    その結果、アメリカは日本にとって最大の友好国となりました。歴代の政権がアメリカとの外交を優先してきたというのは事実です。貿易相手国としても日米安保条約による同盟国としても、今や切っても切れない大切な関係にあるといってよいでしょう。

    だからといって何でもアメリカの言うことはきかなければいけないのか、といえば決してそんなことはありません。お互いにれっきとした独立国であり、利害が対立することも多々あります。お互いに主権国家として国際的にも認知されている、対等な関係です。それぞれ自国の文化や自国の立場に基づいて、断固として独自の外交をするべきです。

    とまあ理屈の上ではそうであっても、なかなか理屈通りいかないのが政治の世界のようでして、現政権はアメリカに追従して中東への派兵も念頭に置いた政策をとっています。僕は個人的にそれは非常によろしくないと考えます。日本は日本でアラブ世界の国々と、独自に非常に友好な関係を築き上げてきました。それを崩してはいけないでしょう。アメリカとは立場も考え方も違います。

    ここ数日でイラクはイスラム過激派ISISの侵攻により、急激に情勢が悪化しています。それを受けてアメリカはイランと組んでさえ、空爆による攻撃を加える構えです。既にアメリカの空母は現地に入って攻撃態勢が整っているという情報も入ってきています。僕にはこれが大規模な戦争に発展するような、嫌な予感がしています。スンニ派とシーア派の対立だからです。

    こんな動向を見ていると、いくらアメリカと日本は仲がいいと行っても、日本はあくまで日本の立場を貫き通し、嫌なことは嫌と言える外交政策がひときわ大切に思えてなりません。おしゃるとおりジャイアンとスネオの関係であってはならないわけで、我々国民も注意深く現政権の方向性を見定める必要があります。ブラジルのワールドカップに浮かれてばかりはいられません。

  2. 集団的自衛権の議論は、戦争を起こさないためにはどうするかが始まりと思います。国民は覚悟を求められているのです。

  3. 戦争を避けようと思ったら、相手国に十分な損害を与えるほどの攻撃力を恒常的に維持する必要があります。
    侵略者は、意図(これが欲しい、これが必要だ)と能力差(強い、弱い)を基準に、弱いところから順番に膨張しようとしますから。
    中国を見れば、実際にそうであることがわかります。

    相手国を諦めさせるだけの戦闘力を日本国単独で備えようとすれば、国力的に無理だし、それこそ平和憲法下では無理です。

    集団自衛権は、戦争を起こさせないための有力な方法であることは間違いありません。
    平和を維持するためには、複数の有力な方法をキープする必要があるでしょう。

  4. すぎえさん 長文ありがとうございました。コメントは長くなるので割愛させて頂きます。
    HIROSHI YOKOOさん そうですね。僕もそう思います。
    じせんさん 「脅す」ってのは、ある意味平和だよね。自衛隊が動く時は絶対にガチだからね。

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