女性は女性に見られている限りファッショナブルであり続ける

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よく男子ウケのするファッションは?とか、女性雑誌に「この夏のモテ・コーデ」とかいった記事が載ることがある。本当に男ウケのするファッションと女ウケのするファッションの違いってなんだろう、と考えてみた。マジで男子にモテたいのなら男ウケのするタイプの衣装を着ればよいだけの話だからだ。

しかしちまたの女子たちを見る限り、そんなことは考えているようには見えない。彼女たちは自分のセンスに忠実で、自分の好むファッションを身にまとう。そしてそれは必ずしも男ウケのするファッションではない。男子からみると、なんでそこまで服にお金かけるかなあ、という程度で別にファッションセンスで女の子を好きになったりはしないものだ。(もちろんファッションを重要視する男子もいないわけではないが)。どうも男と女ではファッションの話が噛み合わない。

その謎は結婚してから分かった。彼女たちは男性の視線を意識して服を選んでいるわけではないのだ。むしろ同性からの視線を気にかけている。そして何よりも自分に合ったコーディネートを考えて洋服選びをしているのであった。しかしもっと若い二十歳くらいの女子で、今すぐ彼氏が欲しい、男子にモテなければならない、といった切実な願望を抱えている子には、やはりズバリ男心をとらえるモテ服を勧めてあげなければならないだろう。

男子たちは女子のどんなファッションに心を惹かれるのか?それは結論から言ってしまうと実にがっかりする話になる。モテ服なんてものは存在しない。時々、胸元を開いてセクシーにアピールすれば男ウケするかと企む女子もいるが、それは往々にして勘違いであったりする。そもそも男子は女性のファッション性にあまり興味がないのだ。極端な例をあげるとすれば、セーラー服を着ている女子に惚れたりする。AKB48などは戦略的にそういう衣装を制服にしているが、まったくもってファッションとはかけ離れた話である。究極のモテ服は、という問いに対する答えは、無難な服というつまらない結論に達さざるをえない。

ファッションに凝ることと男子にモテることは、クリームシチューとペンギンほどに関連性がない概念なのだと僕は思う。それでもなおかつ男子にウケるファッションは、と問われたら、とにかく彼氏に服をプレゼントしてもらいなさい、と答えるようにしている。答えになっていないかも知れないが、その服をコンセプトに自分なりに戦略を練るしかないだろうと思うからだ。多くの男子の好むファッションは概ねコンサバティブである。がっかりするかもしれない。でもそれが現実なのだ。

彼氏ができて大人の女性になったら、その時こそ大いに自分のファッションセンスを発揮してもらいたい。時間はまだまだある。そして物事には順序というものがある。これからの季節、夏服を着た女たちが街を闊歩する姿を鑑賞するのは、僕を含めた多くの男性にとって楽しみであることだけは間違いがない。

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One comment to “女性は女性に見られている限りファッショナブルであり続ける”
  1. うわぁ

    僕もがんばらなくちゃ笑

    極力目立たない様にしようとしてから、ほんっとダッサダサで。・゜・(ノД`)・゜・。
    これではダメですネ☆楽しみます!

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