2024年4月20日


インコやオウムなどのことりは、人間の言葉の発声の真似をする。
我が家で飼っているセキセイインコのキワちゃんが、最初に覚えたのはこんなセリフだった。

初めて聞いたとき、僕はイスからひっくり返りそうになった。

これに気を良くしたのだろう。
妻はこのごろ毎日のように、キワちゃんの耳元で、ひたすら同じ言葉を唱え続けている。

「ゼロ、キュー、ゼロ、・・・・・ゼロ、ロク」
「ゼロ、キュー、ゼロ、・・・・・ゼロ、ロク」
「ゼロ、キュー、ゼロ、・・・・・ゼロ、ロク」

電話番号だ。
一定のテンポで、できるだけ明瞭な発音で、何度も繰り返す。
キワは耳をかっぽじって、一所懸命に聞いている。
本人たちは真剣なんだろうが、客観的に見ていると面白い。

覚えれば、もしも迷子になった時でも、保護した人から連絡がもらえるだろう、というのが彼女のねらいである。
なかなか実用的なアイデアだ。

熱心な教育の甲斐があったのだろう。
昨日ついにキワちゃんが、覚えさせたセリフをしゃべりだした!

「ゼロ、ゼロ、ゼロ、・・・・・サン、ゼロ」

CMの着インコなどで見るかぎり、インコはどうやら、同音の繰り返しが苦手らしい。
「ももたろう」が「ももももたろう」になったり、
「おとこのこ」が「おとこここ」になったりしてしまう。

まちがった電話番号を覚えてもらっても、意味がないのである(–;)

ある程度ちゃんとしゃべれるようになったら、動画をアップしたいと思っていますが、いったいいつになることやら。

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