2024年4月19日

アーユルベーダ

 

 

すぎやんの年齢は今40代半ばであります。肉体的には現役サッカー選手をするには、どんな身体能力を持ちあわせ、どんな努力とアンチエイジングの工夫をしたとしても「無理」という段階に体力が落ちていることは、疑いようもない事実である年齢です。

世間ではよく、人生の折り返し地点とか、あるいは男の更年期障害があらわれる年齢といわれます。
肉体的にも精神的にも前半の疲労がどっと押し寄せ、格好良く言うとミドルライフ・クライシス、とか言う、つまり病気になりやすい時期なのです。

実際、同年代の男性たちは、例えば長年の飲酒で肝臓を壊して入院したり、ストレスで胃がやられて手術のため入院したり、といったケースが多く、職場などで相次いで身近に発生しています。

で、入院から戻ってくるとケロッと元気になっていて再びバリバリ仕事を始めたりして、見ていてうらやましくなるほどだったりするのです。
なぜ「うらやましい」のかって?

実はすぎやんは、生まれてこのかた40余年、入院というものをたったの一度も体験したことがないのであります。

今も体はあちこち悪いのですが(頭も)、入院するほどでもない、という検査結果ばかりで、せいぜいお薬を飲むだけ。
健康でいいじゃない、とは言っていられません。
そんな状態で、ストレス満点の環境に日々送り出される生活を続けているのは、肉体をますます弱らせているに違いない、ということはこれまた疑いようがありません。

なのに…!

なのに、誰も僕に入院を勧めてくれません(泣
日本の医療機関は陰謀を企てて、すぎやんを見殺しにする体勢に入っているのか?
はたまた、すぎやんを入院させるベッドはないぜっ、ってはじき飛ばされているのか?
などとといったヒガミ妄想が膨らむ日々が続いていました。

そこで、すぎやんも一計を案じました。
誰も入院させてくれないなら、自分で勝手に入院してやろう!

そして入院する病院選びを始めました。
保険もきかないしお金もかかるし、ヘンな病院に入院するのは御免であります。

そんなこんなで数ヶ月にわたり熟慮した末、自分の入院先を決めました。
およそ2週間あまりの入院。
3食とも厳密に調合された医食同源の食事で、もちろん大好きなアルコールも禁止です。(そうでもしなきゃ六本木に住んでいて2週間の禁酒はできるもんじゃありません)

ストレスの無い環境で、毎日、アロマセラピーとオイルマッサージなどの治療、日本では未認可のハーブによる投薬治療。
それをきっちり続ければ2週間もすれば、体中の毒素がぬけそうです。
40余年の都会生活で溜まりに溜まった毒素を抜くには、この病院しかない!

というわけで今月9月18日から、すぎやんは闘病生活に入ります。

一度くらいお見舞いに来て、と言いたいところですが、なにせ場所があまりにも遠いのでご遠慮申し上げます。

入院先はスリランカのリゾート地にある、ここです。

アーユルヴェーダ医療の参考文献としては、
北里研究所BIセンター室長 上馬場和夫さん著、
「なぜ人は病気になるのか」(出帆新社)

がお勧めです。

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