Mr.&Mrs.スミス、そしてビート・キッズ

香港からスリランカへのキャセイパシフィックの機内で、映画を一本だけ見ました。

たぶん今、日本でも公開されていると思う。
映画「Mr.Mrs.スミス」
ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの世界一カッチョイイ夫婦げんかのコメディー映画です。

さすがハリウッドです。
一見ごくふつうの奥様とダーリン、でも実は奥様は魔女、ではなくて奥様は秘密工作員だったのです~、てなぐあい。
(この辺り「奥様は魔女」と「トゥルー・ライズ」をかけ合わせた感じ?)

でもダーリンもブラピですから、ただ者じゃない。強い。
というか同業者なわけで、仕事の面でもバッティングする。
この二人のケンカともなれば、互いに銃は撃ちまくる、ナイフは投げまくる、クルマではね飛ばす、手榴弾は投げ込む、ITは駆使する。。。。。

一瞬、自分の結婚生活がこうならないように、と祈る気持ちを、この映画を見たら、誰もが感じることでしょう。

なんせ「ファイト・クラブ」のブラピですから、痛みは感じないんであります。ぶっ壊れた家の中でガラスの破片だらけの上でセックスしちゃったり?

笑えるバイオレンス・コメディ・アニメーションでした。
ただ心配なのは(大きなお世話かもしれないが)ジュラシックパーク以降のCGはほとんど実写と見まごう映像なので、お子ちゃまたちが実写だと思いこみゃしないだろうな。。。

心配性すぎるかも知れないですけど、万一、実写だと思って見る人が一人でもいたとすれば、「楽しい漫画」から一転して「卑劣な駄作」にすぎやんの評価が下がってしまいます。

実態はどちらなんでしょう?
ご覧になった方、是非そのヘンを教えて下さい。

そのカッチョイイ映画とは逆に、帰りのキャセイパシフィックの中で見た映画は、おイモのかほりのぷんぷん漂う、コーコーセイの青春を描いた日本映画でした。

大阪・岸和田のだんじり祭りから、その映画「ビート・キッズ」は始まります。
僕だって、せっかくの海外旅行なのに、何が悲しくてわざわざ岸和田のだんじり祭りの山車から落っこちる、おとっつあんなんぞ見なきゃならんのだいっ。
だせっ。だせっ。

と思いつつ、ドラムソロの数秒間で、僕はいつの間にかハートをわしづかみにされて、完璧に魅了されてしまっていた。
畳6畳ほどの部屋に置かれた、ドラムセット。
ヤマハのツインタム、ジルジャンのシンバル。。。

僕らの(マイミクのmasanofと僕が30年前に結成していた)大阪でのバンド時代が、高校時代が、そっくりそのまま描かれていたのでビックリしました。
いや、、、時代設定は、どうやら今、この21世紀らしい!

映画「ビート・キッズ」。。。
もしもこれが、僕のたんなる郷愁ではなく、今もパワーを放ち続ける大阪のエネルギーを描いた作品であるなら、即座に世界中の映画祭のグランプリを総なめにする名作だと断言してもいいでしょう。

少なくとも、僕がここ数年で見た日本映画、欧州映画、米国映画、アジア映画のなかではトップクラスのできばえです。

僕の見た目には、少なからず自分の体験と二重写しというフィルターがかかっているので、公正な評価とは言えないかもしれません。

ですので、特に「大阪」「高校生」「アマチュアバンド」という要素に思い入れのない方々の目にどう映るのか、ぜひ感想を聞かせてもらえればと思います。

二本の映画、どちらがお勧めかって?
もちろん「ビート・キッズ」です。
どちらも面白いけど。

アーユルヴェーダの話は肝心なところが書けないので、周辺話題で失礼しました!

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