おサイフ携帯・スギィ流

最近の携帯電話は便利になって、現金を持ち歩かなくても携帯電話をかざすだけでお買い物ができたり、電車に乗れたり、レストランで食事ができたりするそうでございますな。

便利な時代になったものです。
僕は、実はさきほど神谷町のロイヤルホストで夜食をいただいて帰宅したところなのですが、たまたま現金もクレジットカードも持ち合わせておりませんでした。
そこで携帯電話が活躍したのであります。

あ、そうはいっても今流行のEdyマネーとかiModeフェリカとかEZフェリカとか、そういった技術の話ではございません。

食事をすませた後、スギィは明日の朝食用に美味しそうなチーズケーキと、さらに出来たてをお持ち帰りできるというジャワカレーパンをオーダーし、レジでそのお土産が包装されて手渡されるのを、楽しみに並んでいました。
スピーディーなお会計のために、あらかじめテーブルでお土産のオーダーと同時にチャックアウトをお願いしておきました。
(もちろんファミレスですからテーブルではなく、レジに並んでのチェックです)

レジに並んでお土産のできあがるのを待ちながら、スギィは自分が今夜は寝起きのまま虎ノ門の坂をおりたため、財布を持ってきていないことに気が付きました。
僕はにこやかにロイヤルホストの会計係に告げました。
「今日はカードも現金も持ってきていないので、お金は明日払いますねっ」
すると、
「そうですか、それは困りました…」
と言いながら、会計係の男の子は本当に困ったように内線電話をかけようとしましたが、僕はカレーパンが焼き上がる時間より長くは、さすがに待ちたくなかったので言いました。
「そんなことで困らないでいいですよ。それよりカレーパンはまだ時間がかかりますか?」
レジの男の子はあわてて答えました。
「あ、まもなく出来上がります。少々お待ち下さいませ」

手短に内線電話を終えた男の子は、おそるおそる曰く。
「連絡の付く電話番号とお名前を頂けますでしょうか?」
スギィは黙って自分の携帯電話をとりだし、ファンクションキーと数字のゼロのキーを押して、自慢げに彼の目の前にかざしました。僕のフルネームと携帯番号が表示されています。

男の子がそれを見ながら大急ぎでノートに書き写しているうちに、注文したチーズケーキと焼きたてのカレーパンををそれぞれ別の紙袋に包装したものが届けられました。
男の子はさらに大きな手提げ袋に丁重に入れてくれました。

お土産用のカレーパン180円とチーズケーキ、さらにワイン代と食事代をツケにしてもらい、帰ってきました
いやはや便利な時代になったものだ、携帯電話があればクレジットカードの代わりになるというのは本当だったんだなぁ、と小気味よい足取りでした。
おサイフ携帯って、とても便利ですねっ(^ヘ^)v
(あー、ハイテクだぁー)

 え?!違うって…(・_・)
それは俗に言う無銭飲食危機一髪
「ゆかいなサザエさん」現象だって?(^_^;)

ref.
「♪買い物しようと町まで~、♪でっかっけたらぁ~、♪サイフを忘れて、♪ゆかい~なサザエさん(JASLAC)」…ぜったいゆかいじゃないっつ~のっ!

明日朝カレーパンが楽しみ\(^_^)/

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