ああ、かんちがい。


のろけ話で恐縮ですが、こんな私でも奥さんを抱きしめたことはあります。
「そんなに強く抱きしめたら、息が出来なくて死んじゃう」
と、言われたことがあり、ずっとなやんでおりました。

。。。

みなさんは南沙織という歌手が1971年に出した「17歳」というヒット曲をごぞんじだろうか?

「♪誰もいない海~」で始まる、歌謡曲の黄金時代をかざる名曲だ。
たしか森高千里がカバーバージョンをだして、最近ではそちらのほうが知られているかも知れない。
僕の尊敬する作曲家、筒見京平さんの作品である。

とにかく、そのころの僕はまだ11歳で、
つまり恋愛のなんたるかが全くわかっていなかった。
そして南沙織のファンだった。
吉田拓郎と結婚したと知ったときには本気で嫉妬した。

11歳の僕でも、歌詞はほとんど覚えていて、内容もおぼろげながら理解できた。

つもりだった。

「♪誰もいない海」
「♪あなたの愛を確かめたくて~」

ああ、なんとロマンチックなんだろう!これが恋愛というものかぁ!
僕も大人になったら、そんなステキな恋愛をするんだぁ、と心に誓った。

「♪誰もいない海」
「♪あなたの愛を確かめたくて~」
「♪息も出来ないくらい、」
「♪強く、強く、抱きしめに来て!」
「♪好きなんだもの、私は今、生きている~!」

いつか僕も、誰もいない深夜の夜に、大好きな女の子を海辺で抱きしめるんだ。
夢を抱いた。。。そんな11歳の僕も今や48歳である。

さきほどYoutubeで、原曲を聴いてみて、驚いた。
女性というのは、息も出来ないくらい、強く、強く、抱きしめれば喜ぶものだと最近まで思いこんでいたのだが、まったくの勘違いであったのだ。
「強く抱きしめられると、息が出来なくて苦しいだけ!」
と、妻がのたもう理由もわかった。

これ以上は恥ずかしいので書けないが、原曲を聴いていてください。

そう、正しくは、

×強く、強く、抱きしめにきて
○早く、強く、つかまえにきて

そして歌詞が設定しているシチュエーションは、水辺の輝く真っ昼間であったのだ。orz

37年ぶりにこころを入れ替えます。

あなたのコメント