僕とiPhone

いまさらのようですが話題のiPhoneと初対面!
その一瞬の印象を率直に、ここに綴りたいと思います。

それは昼下がりの渋谷、さくらやの店頭でした。
女子高生でごった返す通りに面した棚に、それは一台だけ置かれていました。
「直接触ってみなければ良さはわからない」といわれた、画期的なインターフェイスが最大の売りである新型iPhone3Gですが、今では行列を作るまでもなく店頭で触れるのです。

ディスプレイの表面を指でナデるだけで次々に画面が変化し、直感的な操作ができるという。
僕はドキドキしながら手に取り、左手で包み込むように持ち、そっと右手の人差し指で鮮やかなアイコンにふれてみました。
そして。。。
次の瞬間、悲劇は起こりました。

じつは僕がそのiPhoneを手にする前に、もう一人めずらしそうに延々そのiPhoneをさわり続けているベトナム人らしき少年がいました。
彼のせいで僕の順番はずいぶんと待たされることとなり、さらにその後ろで順番を待っている女子高生もいらだちを隠せない様子でした。
「もう、いつまでまたせんのよ!」
という声が聞こえてきそうでしたが、その浅黒いベトナム人の少年には、言葉が伝わらなかったことでしょう。

やっと操作できる順番が僕に回ってきました。
背後からは、肩越しに好奇の目で見つめる、女子高生の気配。
僕は落ち着き払ってスクリーンを眺め、ブラウザ、メール、電話、、、どのアイコンを最初に選ぶかちょっと考え、そしてサファリ(ブラウザ)のアイコンに右手の指をあわせました。

ところが次の瞬間、画面に大写しになったのは、、、。
「金髪女性の大きく開いた股間」
だったのです。
僕は思わずiPhoneを落っことしそうになりました。

あの野郎っ!!と、ベトナム人の小僧を憎たらしく思いましたが、時すでに遅しです。
それよりも僕はパニックになってしまって、めくらめっぽう操作しました。
すると、なんとその画像が拡大されてしまったのです。
下品なサイトだ。
すぐに切り替えねば。
でもどうやって?!
タッチパネルなのだから、と僕は心を落ち着かせました。
とにかく画面を指でナデれば操作できるはずだ!

そういうときって、あわてるとろくなことはないもんですね。
ひたすら僕の指はむなしく、拡大された画像のその部分をナデているだけでした。
少なくとも第三者にはそうしか見えなかったことでしょう。
背後の女子高生の、あきれかえるような深いため息が聞こえてきました。
僕が急いでiPhoneを棚に戻し、逃げるように店から立ち去ったのは、いうまでもありません。

悲しいです。

待ちに待った、僕とiPhoneの最初の出会いが、こんなことで印象が最悪です。
。。。(泣)

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